公立高校合格発表!

今日、公立高校の合格発表がありました。
大丈夫だとは思いつつも、やはり昨夜はよく眠れませんでした。

発表時刻からしばらくして、上記の画像が送られてきました。

ドキドキしながら画像の中に生徒の受験番号を見つけたときには、正直ホッとしました。

「良かった!」

「おめでとう!」

という言葉だけで十分という気持ちですが、塾のホームページのブログですので、参考になればと思い総括してみました。



〇中2の4月から通塾開始

入塾時の成績は、150人中70~85番程度。自分なりにコツコツ頑張ってはいたものの、入塾前、成績は下降ぎみでした。


〇入塾から真面目に取り組むものの..

週2~3回、一回2時間ペースで通い、家でもまずます勉強していました。しかし、2学期まではある教科が上がれば他が下がるといった感じで70番前後で足踏み状態。自分に合った勉強スタイルを探すために試行錯誤を繰り返します。


〇中2冬休み明けから順位が40番台に..

8か月以上のなが~い試行錯誤の末、「これは!」というスタイルを見つけ冬休みに実践。ついに冬休み明けの実力テストで44番、3学期末テストでも43番と結果が出始めました。


〇模試が...

定期テストの順位が40番台となった後、残る課題は模試の結果でした。2年生の終わりに(3/8実施)の模試では58番と定期テストほど結果が出ていませんでした。(1年で30番ほどアップしているものの、目標の40番には少し足りません。)

志望校の青森南高校に合格するライン(割と高い合格率(90%)で受験できるライン)は学年で40番くらいだと見込んでいました。(実際、1年後の入試では、その中学校から青森高校・青森東高校・青森南高校へ受験した生徒の合計人数は44名でした。)

「今は合格ラインに入っていないけど、12月の模試までに結果を出せばいいから。言われた通りに勉強すれば絶対結果がでるから、諦めずに頑張ろう!」と励ましました。

個人差はあるものの、定期テストに比べて模擬試験は範囲が広い分、急激な上昇は見込めません。一方で、正しい学習方法で十分な量の学習をこなしていけば、毎月の模験でも成果は確認できます。模試の結果を正しく分析して戦略を組み立てれば、数か月~半年で大きな成果が得られます。


〇11月の模試で35番!

定期テストでは40番前後をキープしつつ、7月から始まる模試の対策と復習を繰り返し、じわじわと順位を上げていき、10月の模擬試験で45番、11月は35番と青森南高校合格圏を初めて突破します。

11月の模試の結果が戻るのは12月上旬。その頃に「南高校から志望校を下げない(何かあったら1月末までは変更可能)」という方針を確認し、気を緩めずに各教科の苦手個所を個別に潰していきます。


〇模試30番台をキープ!

12月、1月、2月模試と30番台をキープ...。

こういうと普通のように聞こえますが、乱高下する生徒も結構います。「模試の度に一喜一憂せず、冷静に勉強を継続」これが意外に難しいのですが、この生徒は順位が安定していたのでメンタル的には助かりました。


〇冬休み明けの戦略

まず体調面の管理が大事です。インフルエンザで学校を一週間休みましたが、その他は朝5時起床10時就という寝規則正しい生活をして、マイペースで勉強できました。

2月に入り、県立高校入試問題を平成23年度から始めました。当初は倍率をもう少し高いと予想していたので、目標点は『平均点プラス50点』に設定しました。

5教科が終わると評価とフィードバック。評価の基準は、国語は平均点+10~15、社会は同+20、数学は同+15点、理科は同+20点、英語は同-10です。


〇直前期(残り2週間)

結局、色々あって(インフルエンザのせい?)平成29年度(一昨年)の問題までで本番となってしまいましたが、一度も基準を基準を下回ることなく入試を迎えることが出来ました。

途中親御さんが心配して「夜中まで勉強した方が良いのでは?」というご相談を受けましたが、「結果も出ていますので、このままのペースを崩さないようにしましょう」とお答えしました。結果的には、それが良かったと思います。もともと「朝型」だったので、夜型から朝方への切り替えに苦労しなくて済みました。


〇入試本番!

昨年の入試で前日に手作りのカレーをごちそうした生徒の結果が良かったことから縁起を担いで、入試前に何度かカレーを作ってご馳走しました(もちろん入試前日も!)。

今年の入試は数学と理科が難しかったために、時間配分、メンタルの維持が難しかったと思いますが、「焦ったけど、緊張はしなかった。調子も悪くなかった。」と入試翌日に聞き、「恐らく大丈夫だろう」という感触を持ちました。


〇入試結果

  平均点  得点  差 (※平均点はあくまで予想)

国  59    75   +16

社 60     86   +26

数 43     67   +24

理 47     66   +19

英 56     53     - 3

合計 265  347  +82

恐らく真ん中くらいの合格ではないかと思います。予想合格ラインは平均予想+40点で305点ですが、理科の問題にミスがあったり、数学と理科が難しいかったので調子を崩した生徒もいたことなどを考えると、もう少し低いかもしれません。

〇入試総括(勝因分析)

①理科・社会で予定通り貯金を作れたこと。

②数学・理科で(難問が多かったのにもかかわらず)調子を崩さずしっかり得点したこと。

➂英語で平均点近く取れたこと。(平均点が高かったがしっかりついていけた。)

難しかった数学で平均点予想を24点も上回り、予想以上の出来でした。確かに難問も多かったのですが、計算(大問①配点39点)が全問正解だったのが大きかったと思います。直前の模試や過去問などでも大問①にミスが目立ったので、これは嬉しかったです。もちろん、途中計算から見直しの方法、解答用紙の書き方までみっちり指導した結果ではありますが...。

〇卒業おめでとう!
合格発表の前日の13日は卒業式でした。卒業式の終了後、生徒の親御様から画像とお礼のお言葉を頂き、本当にうれしかったです。(モザイクをかけていますが、本当にいい笑顔をしています。)


生徒には、早速、入学までの勉強のアドバイスをしました。ぜひ、高校入学後も次の目標に向けて頑張って欲しいと思います。

青森市未来塾

青森市で中学生を対象に個別学習指導を行っています。 〒038-0013 青森市久須志1-13-1 連絡先:080-5566-3998 (高木)