教科書購入完了!
今日、成田本店から教科書入荷の電話があり、さっそく取りに行ってきました!
ちなみに教科書の購入は「前払い」「現金払い」「キャンセル不可」ですw
今年から「TOTAL」を出版していた学校図書が英語の教科書の出版から撤退したため、青森市でも啓林館が出している「BLUE SKY」という教科書に変わりました。※学校図書は中学校の教科書は「数学」と「理科」だけ出版しているようです。
内容は「TOTAL」に負けないくらい易しい感じで、文法の説明も丁寧で内容は理解しやすいです。ただ、上位の生徒には「簡単すぎて物足りない」かもしれませんね。
一番変更が少ないのが数学です。内容の変更が少ない分、無理やり「レイアウト」を変えたりしていますが、正直「どっちでも同じ?」という感想です。
今まで通り、たくさん問題を解いて慣れるしかないのが数学です。
こちらは、ぱっと見大きく変わったように感じますが、同じシリーズということもあり、中身は「どこが変わった?」という感じもうけるほど、大きく変わってはいません。
特筆すべきは、2年の教科書に「SNSから自由になるために」が、3年の教科書に「AIは哲学できるか」と「(SDGs)持続可能な未来を創るために」が加わったことでしょうか。
時世を反映しているようで感慨深いものがあります。
順番がかなり入れ替わっていて、新2、3年生は混乱するかもしれませんが、不足部分は学校の先生がプリント等で補ってくれるはずなので、心配しなくていいと思います。
ちなみに当塾では、2年間は新旧の教科書、問題集をフルラインナップで揃えていく予定です。
一番気になるのが「歴史の教科書に鎌倉幕府の成立がどう書かれているのか?」ということろですね。
本文では「1185年に守護と地頭を国ごとに置き鎌倉幕府を開きました(要約)」と書かれていて、注釈に「朝廷に東日本の支配権を認めさせた1183年、征夷大将軍に任ぜられた1192年など諸説あり」となっています。恐らく入試には年号は出題できないでしょう。
定期テストなどではマニアックな先生が「鎌倉幕府の成立には3つの説があるが、それぞれの説の年号とその理由を50字以内で書きなさい」と出題する可能性もありますが、まず青森ではないと思いますw。
地理では、日本の加工貿易が過去のものとして書かれており、産業の空洞化、情報化、高齢化に焦点が当てられています。
そんな日本に対して、中国(14億人/2018)・インド(13億人/〃)の経済発展、東南アジアやアラブ諸国の都市化、産業の発展など、日本の産業があらゆる面で追い込まれている実情が浮き彫りになっています。
豊富な若年人口(労働力)と資源を持った国々と競争しなければならない日本は本当に大変だと改めて思い知らされる内容です。
塾を始めたときに、なけなしのお金で買った教科書たち。卒業生が寄付してくれたものもあります。一部はまだ使用するので取っておきますが、スペースの関係もあり半分以上は捨てることになります。
今日勉強に来ていた生徒に「1年後には君たちの教科書も紙ゴミだからね。覚えていようがいまいが。」と伝えたら、顔が引き締まったように見えました。
携帯電話やSNSの普及で死語になりつつある「一期一会」ですが、勉強については正にその通りだと思う今日この頃です。
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