定期テストがないこの時期は日頃の勉強を見直すチャンス!✏️
3期末テストの期末テスト・模擬試験なども一段落し、年度末ということもあってわりとゆったりしている小・中学生も多いと思います。
こういう余裕のある時期こそ、普段の勉強方法を見直し、成績を1ランク上昇させるきっかけを作りたいものです。
そこで今回は、勉強の効率を上げる方法について、2、3アドバイスをしたいと思います!
<1人勉強ノートの使い方>
ほとんどの中学校で行われている「一人勉強ノート」。毎日1ページ以上やらなくてはいけないので、金・土・日の分3ページを月曜日に提出しなければならない週末などは、日曜の夜にハッと気付いてあたふたと..なんて経験をした人も多いのではないでしょうか。
入塾したての塾生のほとんどが「義務的にタダ何か書くだけ」になっており、学習効果という点では今一つといった感じです。場合によっては、それが気になって本来必要な勉強に支障が出るケースも出ています。
↓最近入塾した生徒が「一人勉強ノート」をやっているところです。
よくある「教科書を写す」というものですが、時間がかかってかなりの負担です。この子は「重要なところを書く」「大事なところは色ペンで書く」などの工夫をしているのでまだ良い方です。
雑な子は「ただ教科書を写すだけで、内容がまったく頭に入っていない」なんて子もめずらしくありません。
まずは、教科書の線の引き方を教えました。(内容は、以前の投稿の『教科書のマーカー』参照)
線を引いた上で、塾の問題集を一人勉強のノートにやらせました。もちろん、間違えた問題は印を付けて再チャレンジ!
↑これは別の子がやっているところですが、イメージとしては、こんなな感じです。
↓これは、中3のノート。入試勉強最終週とあって、ノートも完成の域に達しています!
・「書いて覚える」から「読んで覚える」への転換!
教科書を読むだけですべて覚えられるわけではありませんが、同じ時間で「読む(マーカー)」→「問題を解く」→「間違えた問題を暗記」→「解きなおし」をやった方がはるかに内容を覚えられます!
・ノートまとめは無駄か?
ただ、「ノートまとめ」は完全に無駄かというとそうではありません。
「解くだけではどうしても覚えられない問題」や「図解が必要な理科や数学の問題」などはノートにまとめることで、しっかりとマスター出来る場合もあります。
※「ノートまとめのコツ」については、また改めてブログにまとめたいと思います。
<タイマーでメリハリ!>
集中力のない子が学校の社会の宿題のプリントをやると、色々と気が散って社会のB4のプリント(表裏)に1時間もかかってしまうケースがあります。
問題をざっと見て「片面15分!」と判断し、タイマーをセット。時間内に終わらようと時間を意識した結果、両面30分で片づけることが出来ました!(^^)/
<タイマーでメリハリ!2>
その他の「タイマーの使い方」としては、「勉強時間を20分に区切って集中力を高める!」使い方がお勧めです!
↓塾の教材をタイマーを使ってやっているイメージ...
またまた社会(歴史)ですが、中1の中レベルの子ならA4見開き2ページの問題を解いて丸つけ、間違えた問題にチェックマークを付けて解き直しまで、およそ20分です。
中3の割と上位の生徒(青森東・南受験レベル)は、20分で4ページ進みます!
ポイントは、20分おきに10分インターバルを置くことです。これは自分へのご褒美になります。
もし時間内に終わらなければ休憩も短くなってしまうので、モチベーションもアップします。(^^)
ジュースなどの飲み物もやっている間はご法度です!
10分の休憩では、おやつを食べたりジュースを飲むなどしてもいいのですが、トイレ・次の勉強の計画を決めるなどの作業もこの時間に行って下さい。
眠い時などは、ストレッチや筋トレ、音楽を聴く(一緒に歌ってもいいです!(^^)/)などをすると眠気が解消できます!
「ダラダラとペースが上がらず、いつの間にか眠ってしまって2時間ほぼ無駄にしてしまった!💦」というような経験をされた人はぜひ試してみて下さい!
<Q.50分勉強して10分休憩ではダメなのか?>
基本的に自分が良ければいいと思います。ただし、個人的な意見としては20分に10分休憩を挟んだ方が集中できる感じがします。
ちなみに前に働いていた塾では、てんでバラバラに休憩をとっていたために、お互いに邪魔しあって集中できない環境でした。
そこで私が「勉強時間と休憩時間」を黒板に書き「勉強時間私語厳禁!」にしたところ、勉強の効率が格段に上がりました。
<Q.細かく区切ると勉強が中途半端になる?>
数学や国語、英語などの過去問や模擬試験の問題をやるときは40分、50分と実際の試験の時間でやった方が良いですね。
「わからない問題はパスする」「残り5分は見直しをする」など、実践に近い形で取り組むことも必要ですからね。
ただそれ以外、例えばプリントや問題集をやっているときなどは、中途半端なところで時間が来てもいったん休憩をとり、休憩後続きをやれば良いと思います。
大事なのは「20分でここまでやる!」という明確な目標を立てることです。しかも、少し厳しめの目標を..。
厳しい目標に向かって全力で取り組むことで、「集中力が高まり眠気も吹き飛びます」。また、全速力でやることで勉強のスピードも付き、実際の試験にも役立つのです。
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