県立高校入試の倍率が発表されました!
昨日、県立高校の出願倍率が発表されました。
塾にとっては、まずまずの倍率になったと思います。いえ、実は最高でした!あまりの軌跡に思わず叫んでしまったほど..。
青森高校の1.10倍は例年より少し低め。でも、学年トップで私立高校も『特待合格』した子なので倍率は関係なし。
問題の南高校は、な、なんと定員割れ!今年受験する子が2人いて、2人とも入塾時は学校の先生から「到底無理ですね..」と言われていた子だったので、倍率がとても気になっていました。
8月18日に入塾した生徒は最近行った過去問で合格ラインを上回っていたものの、まだまだリスクはありました。もう一人の子に至っては、1月の模試で70点マイナス、2月も50点マイナスという状況。
「私立の特進コースに合格できただけで塾を変えた価値がありました!」親御さんには感謝されたものの、「できれば念願の南高校合格を叶えてあげたい..」と考えていました。
11月・12月の模試で120点マイナス、12月8日入塾からのスタートだったので、当初は「え?西とか南とかじゃないんですか?」とお母さんにも首を傾げられました。
※入塾当初からの経緯はこちら→アメブロ『親の反応が大切です』
↓バレンタインの日のおやつはチョコとバームクーヘンでした!(^^♪
入塾2か月で、しかも模試の難易度が上がる今の時期の70点アップは、それだけでも超スーパー急上昇と言えるのですが、「残り1カ月で更に50点アップ」は、千葉で数々の『奇跡合格』をサポートしてきた私にとっても厳しく思えました。
救いは「今年度の低倍率」と「普通科で不合格でも外国語科での救済措置がある」とことでしたが、何度計算しても結論は「低倍率で外国語科がやっと」というものでした。将来看護師を目指しているYさんにとっては、外国語科では大学入試に響いてしまいます。
倍率発表直前の3連休。彼女は3日間、午前中アピオで3時間、午後は塾で5時間(合計8時間の学習)というペースを崩さなかったものの、この二カ月の勉強の疲労と「間に合わないかも..」という不安(というより諦め?)、私立高校特進合格という安堵感からか少し集中力も落ちていました。
倍率発表の昨日、塾に来たときの彼女の表情は一変していました!希望が見えたせいか目には輝きを取り戻し、勉強も超集中モード!完全に復活しました!
2か月で苦手な社会や理科を一気に叩き込んだため頭がパンク状態になっていましたが、一日で格段に正答率が上がっていました。「こうなれば40点台の社・理・英を2週間で60点台に持っていくことも可能かも..」と希望が見えました。
青森は千葉と違い「定員割れ状況での不合格」があります。それでもボーダーラインは当初の予想よりも70点くらいダウンするので、十分合格圏と言えるでしょう。もし、2か月半前に諦めていたら、きっと後悔していたと思います。
毎回塾に来るたびに「頑張っていれば奇跡は起きる」と励まし続けていましたが、本当に起こるとは..。
昨日、「奇跡は起きるんじゃなくて、起こすものだってわかった?」と言ったら彼女はいつものように黙ってコクリと頷きました。
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