教科書のマーカー🖍
学習の基本はまずは教科書をしっかりと読むことですが、”意外と教科書を読んでいない中学生が多い”というのが現状です。
目新しい参考書や問題集に目が行きがちで”教科書の価値に気付かなかったり”、”学校と塾の宿題で板挟みとなり教科書をゆっくり読むひまがない”場合もあるでしょう。これでは本末転倒、決して正しい勉強方法とは言えません。
中学生が教科書を読まないもう一つの理由は、”教科書を読んでも眠くなるばかりで全然頭に入らない”ということもあるのではないでしょうか。
塾の生徒には”マークしながら教科書を読むと眠くならず、内容が頭に入りやすいよ。”と指導しています。
・教科書へのマークの仕方
”重要事項は黄色のマーカー、その他の覚えておいた方がよい事項はピンクのマーカーで色分け”します。また、”説明文も重要度に応じて赤と青を使い分けてアンダーライン”を引きます。
↓理科の教科書のマーク例
ポイントは”やりすぎない”ことです。掲載の写真では教科書にたくさんマークしていますが、これは特に多いページの写真で、全くマーカーが引かれていないページもあります。平均的にはもうちょっと少なめな感じです。
マーカーの量を絞り込み、しかも重要度に応じて色を変えることで、”どこをマークするか、色をどちらにするかよく考えなくてはならない”ので、”線を引いているうちにうつのまにか要点を覚えてしまいます。”
また、”頭を使い手も動かすので、あまり眠くなりません。”まさに一石二鳥の学習方法です。
↓歴史の教科書の例
もし、”どこをマークしていいかわからない”という人は、”学校や塾の授業を受けながらマークする”ことをお勧めします。”先生が触れた(強調した)内容はテストの出題率も高く、定期テスト対策に有効”です。
また、”学校や塾の問題集を解きながらマークする”のもよいでしょう。”問題に出てきたところや不正解だったところ”をマークしていきます。
青森市では多くの中学校で”一人勉強”という一日ノート1ページの自主学習が義務付けられています。その際、”ただ教科書や参考書をノートに写すだけ、まったく身になっていない”といったケースも多く見受けられます。
”ノートにまとめることは時には有効な学習方法”ですが、”ほとんどの場合5~10回音読することで暗記できてしまいます”。”所要時間はノートに写す場合の10分の1程度”で済みます。効果的なノートのまとめ方については後日お伝えしますが、まずは、
声に出して読んで暗記する!
を実践して下みてさい。英語では声に出して読んで暗記している人でも、理科や社会で実行している人はほとんどいません。
中間テストが近づいている今こそ、
マーカーと音読を上手く組み合わせて、学習スピードの大幅アップにチャレンジしてみて下さい!
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